CONTAMINANT GUIDE
汚染物質を特定し、性質に合う対策方法を選ぶ。
特定有害物質26物質に加え、油分・TPH・複合汚染も個別に検討します。
同じ「土壌汚染」でも、揮発・溶出・吸着・比重・分解性は物質ごとに異なります。調査結果と現地条件から、原位置浄化、土壌分級、吸着回収、地下水管理、掘削除去等を比較します。
26 SUBSTANCES
特定有害物質FIRST PRINCIPLE
物質名だけで、工法を決めない
同じ物質でも、濃度・深度・土質・地下水・存在形態によって、最適な対策は変わります。
移動しやすさ
揮発性や水への溶けやすさを確認し、土壌ガス・地下水への広がりを評価します。
回収・固定の可能性
分解、吸着、不溶化、比重分離など、現地試料で適用性を確認します。
施工後の管理
対象物質の残存、再溶出、地下水への移行を分析・モニタリングします。
26 REGULATED SUBSTANCES
土壌汚染対策法の特定有害物質
現行の土壌汚染対策法施行令で定められている26物質を3区分で掲載しています。
第一種特定有害物質
揮発性有機化合物(VOC)
- 01クロロエチレン(塩化ビニルモノマー)
- 02四塩化炭素
- 031,2-ジクロロエタン
- 041,1-ジクロロエチレン
- 051,2-ジクロロエチレン
- 061,3-ジクロロプロペン
- 07ジクロロメタン
- 08テトラクロロエチレン(PCE)
- 091,1,1-トリクロロエタン
- 101,1,2-トリクロロエタン
- 11トリクロロエチレン(TCE)
- 12ベンゼン
第二種特定有害物質
重金属等
- 01カドミウム及びその化合物
- 02六価クロム化合物
- 03シアン化合物
- 04水銀及びその化合物
- 05セレン及びその化合物
- 06鉛及びその化合物
- 07砒素及びその化合物
- 08ふっ素及びその化合物
- 09ほう素及びその化合物
第三種特定有害物質
農薬等
- 01シマジン
- 02チオベンカルブ
- 03チウラム
- 04ポリ塩化ビフェニル(PCB)
- 05有機りん化合物
※物質名・分類は現行の土壌汚染対策法施行令に基づきます。調査対象、基準、必要な措置は、土地の履歴、法令上の契機、区域指定、所管行政との協議により個別に確認します。
TREATMENT ROUTES
物質の性質から、対策方法を振り分ける
下記は検討の入口です。実施工前に現地試料による試験、分析、行政協議を行います。
揮発性有機化合物(VOC)
土壌ガス、土壌溶出、地下水への移行・拡散を一体で確認します。原位置浄化、揚水処理、観測井管理などを候補として、現地試料による適用試験で判断します。
四塩化炭素・PCE・TCE対策を見る →FIXATION / ADSORPTION
「濃度が下がる」と「物質がなくなる」は同じではありません
不溶化・固定化・吸着では、対象物質が土壌または吸着材に残る場合があります。そのため、溶出試験、pH、再溶出、処理水、地下水への移行、吸着材の回収・処分まで確認します。
SELECTION CHECK
工法を選ぶ前に確認する6項目
物質名・分解生成物
元の使用物質だけでなく、分解によって生じる物質も調査対象となる場合があります。
溶出量・含有量
地下水経由のリスクと直接摂取のリスクでは、確認する基準と対策の考え方が異なります。
土質・pH・有機物
薬剤反応、吸着、不溶化、分級の効果に影響するため、現地試料で確認します。
地下水位・流向
土壌中の汚染源だけでなく、地下水へ移行した範囲と下流側への影響を確認します。
建屋・配管・操業
施工機械、注入位置、掘削可否、設備動線、操業継続条件を工法選定へ反映します。
対策後の確認方法
施工後の採取位置、分析、再溶出、地下水モニタリング、完了判定を事前に計画します。
FROM ANALYSIS TO ACTION
分析結果から、相談先を迷わせない
物質名・濃度・深度・地下水の有無を確認し、必要な専門ページと担当へつなぎます。
FAQ
汚染物質別対策のよくある質問
26物質すべてを同じ工法で浄化できますか?
できません。物質の性質、濃度、存在形態、土質、地下水、土地利用により適用できる工法が異なります。現地試料で試験し、行政・指定調査機関等と確認方法を整理します。
第一種特定有害物質は地下水も調査しますか?
揮発性有機化合物は土壌ガス・土壌だけでなく、地下水へ移行・拡散している可能性があります。地下水位・流向・濃度分布を確認し、土壌と地下水を一体で評価します。
重金属を薬剤でなくすことはできますか?
不溶化・固定化・吸着では、対象物質が土壌や吸着材に残存する場合があります。溶出抑制、分級回収、適正処分、再溶出確認、地下水管理を組み合わせて検討します。
油汚染も相談できますか?
相談できます。油種、TPH、臭気、油膜、深度、地下水への影響を確認し、吸着、回収、分解促進、移動抑制等の適用可能性を個別に検討します。
物質名が分からなくても相談できますか?
可能です。土地の使用履歴、使用薬品、調査報告書、分析結果、設備配置から、追加確認すべき物質と調査方法を指定調査機関等と整理します。
CONTAMINANT CONSULTATION
物質名と分析結果から、次に必要な対策を整理します。
調査報告書、分析結果、対象物質、濃度、深度、地下水、建物配置、土地利用目的など、分かる範囲でお知らせください。物質名が不明な段階からでも相談できます。
受付時間:平日10:00–17:00MEISTER SERVICE GUIDE
目的のページへ移動する
総合案内へ戻る、現在のページを読み直す、別のサービスを見る。どこからでも次の情報へ移動できます。
